シェール主演、アメリカの映画である。
ニュー・ヨーク、リトルイタリー。
ロレッタ・カストリーニは、7年前に夫を失った。
37才の今まで、独身でいる。
ある日、友人のジョニー・カマレーリから、プロポーズされた。
ロレッタは、それを受け入れた。
ジョニーは、危篤の母に結婚の報告をするため、イタリアへ行く。
そして、空港まで送ってきたロレッタに、長く会っていない弟ロニーを結婚式に招待してくれと、頼んだ。
ロレッタは、家に帰って結婚を報告すると、父は反対、母は愛しているのかと聞いた。
翌日、ロレッタはロニーに電話をするが、無愛想に切られてしまった。
そこで、ロニーが働くパン屋に、会いに行った。
ロニーは5年前、兄のせいで左手を無くして義手に、そして同時に、婚約者に去られてしまった。
以来ロニーは、兄のジョニーを憎んでいる。
ロレッタは、ロニーのアパートについていき、食事を作ってやった。
食事中、ロニーが突然テーブルをひっくり返し、ロレッタにキスをした。
ロレッタは、拒まなかった。
そして二人は、結ばれた。
翌朝、ロレッタは大きな罪悪感に包まれた。
ロレッタは忘れて欲しいと懇願するが、ロニーは、すっかりロレッタに惚れ込んでしまった。
二人は、「最後のデート」 を約束する。
ロニー役は、ニコラス・ケイジだ。
彼の、いろいろな姿が観られて、面白い。
ロマンチックなコメディである。