ドイツ、スペイン、アメリカ合作の映画である。
ニューヨーク。
豪邸に侵入した殺し屋が、弁護士夫婦を殺害して、火を放った。
スイスの寄宿学校に通うエラ・ハットーは、彼氏に誘われてダンスパーティーに出かけた。
スティーブン・ルーカスが、車で彼女をつけ、パーティー会場に入った。
ダンスを楽しんでいたエラは、ルーカスに見られていることに気づいた。
彼女は、父の部下に違いないと思い、彼氏に不満を漏らした。
その時、別の男が銃を抜いた。
ルーカスは、すかさずその男を撃った。
そして、エラを連れて逃げ出した。
二人が乗り込んだ車に、彼氏も一緒についてきた。
ルーカスはエラに、「君の命が狙われている」と告げた。
ルーカスは、リチャード・アディソンという男に雇われて、エラを殺害に来ていたのだったが、殺せずにいた。
アディソンは、殺し屋を雇って、彼から2500万ドルを横領したハットー夫妻を殺害した。
ルーカスがなかなかエラを殺さないので、別の殺し屋を派遣したのだった。
脚本が、いまいち纏まっていない。
リアリティが乏しい作品だ。