captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

スパルタカス

カーク・ダグラス主演、アメリカの映画である。

 

紀元前73年。

 

ローマ帝国支配下にあったリビア鉱山では、多くの奴隷が働かされていた。

 

逞しいトラキア人奴隷のスパルタカスは、仲間の奴隷を助けようとして衛兵に反抗したため、飢え死にの刑を言い渡された。

 

剣闘士養成所を営むバタイアタスが、スパルタカスを見出し、連れ帰った。

 

スパルタカスは、そこで厳しい訓練の日々を過ごした。

 

そんな中でも彼は、女奴隷のバリニアと、互いに惹かれ合うようになった。

 

ある時、ローマの大物クラッススが養成所にやってきた。

 

彼は、真剣勝負を見たいと言い出した。

 

真剣勝負は剣闘士に悪影響があるため、バタイアタスは断った。

 

しかしクラッススが大金を積んだため、受け入れた。

 

スパルタカスと、彼の親友である黒人剣闘士ドラバが闘うことになった。

 

激しい闘いの末、スパルタカスは剣を落とした。

 

ドラバは、スパルタカスにとどめを刺す代わりに、クラッススに襲いかかった。

 

そして、クラッススの護衛に殺され、見せしめのために吊るされた。

 

クラッススは、バリニアを見初めて、バタイアタスから彼女を購入した。

 

その翌日。

 

売られていくバリニアを見たスパルタカスは、バタイアタスに襲いかかった。

 

彼は、他の剣闘士たちと協力して養成所を制圧し、反乱の狼煙を上げた。

 

 

この作品の主人公スパルタカスは実際に存在し、第三次奴隷戦争、通称「スパルタカスの乱」を引き起こした。

 

この映画は、戦いよりも人間を描いている。