日本のアニメーション映画である。
鬼との戦いで負傷した竈門炭次郎、我妻善逸、嘴平伊之助の3人は、「藤の花の家紋の家」 で、傷を癒した。
回復した頃、新たな指令が来た。
「北北東、三人は那田蜘蛛山に行け。」
炭次郎は、妹の禰豆子を箱に入れて背負った。
途中の道で、鬼滅隊の隊員が倒れていた。
炭次郎が近づくと、隊員は糸のようなものに引っ張られて山に消えた。
強烈な異臭がする。
炭次郎と伊之助は、山に向かって駆けだした。
臆病者の善逸は、座り込んだまま動けない。
山の中は蜘蛛の巣だらけだ。
そこに鬼滅隊の隊員村田が、1人、潜んでいた。
炭次郎達が彼から事情を聞き出していると、他の隊員達が襲いかかってきた。
よく見ると彼らは、蜘蛛の糸で操られていた。
いくら糸を切っても、蜘蛛が沢山いて糸を繋いでしまう。
伊之助は、術を使って糸を操っている鬼の居場所を探った。
一難去ってまた一難の展開で、飽きさせない。
前作の時も書いたが、売れる作品の三要素「友情、努力、勝利」 が、バランス良く入っている。
いずれ、実写化されるだろう。
ストーリーの面白さで勝負している作品だから、実写版も楽しみだ。