captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

愛情物語 ( 1956 )

アメリカの映画である。

 

ボストン出身のエディ・デューチンは、セントラル・パーク・カジノで楽団を率いるライスマンを訪ねてきた。

 

エディは大学を出て薬剤師の資格を持っているが、音楽家になる夢が捨てられなかったのだ。

 

ライスマンには会えたものの、彼は、楽団入りを断られた。

 

諦めた彼は、帰り際に、パーティー会場にあったピアノを弾いた。

 

たまたまそこにいた銀行家の姪マージョリーが、彼のピアノを気に入って、ライスマンに彼を使うよう頼んだ。

 

ライスマンは、資産家令嬢を無視することができず、あっさり了承した。

 

エディに与えられたのは、オーケストラ演奏の合間にピアノを弾いて、客を飽きさせないことだった。

 

ピアノが始まっても、ダンスを終えた客達は、お喋りに夢中だ。

 

マージョリーが気を利かせて、みんなをダンスに誘う。

 

やがて、エディのピアノが気に入られるようになった。

 

ある日エディは、マージョリーの叔父夫婦から、パーティーに誘われた。

 

自分も出世して、上流階級のパーティーに招待されたと思ったエディは、車を買い、颯爽と出掛けて行った。

 

ところが、ピアノを弾くように言われてしまった。

 

落ち込みながらも、ピアノを弾き始めた彼の横にマージョリーが座り、彼を励ました。

 

この日から、2人は急速に仲良くなり始めた。

 

そして2人は、結婚した。

 

やがてマージョリーは妊娠し、エディは自分の楽団を持った。

 

しかし、幸せは、長くは続かない。

 

この映画は、エディ・デューチンの伝記的作品である。

 

ピアノの演奏が、素晴らしい。