京都アニメーション制作、日本のアニメーション映画である。
春先の夜。
北宇治高校2年生の黄前久美子は、同級生の塚本秀一を呼び出した。
久美子は、誕生日のプレゼントをもらったお返しとして、彼の誕生日にストラップを贈った。
秀一は、そのまま帰ろうとする久美子の腕を掴んで、告白した。
新学期。
吹奏楽部でユーフォニアムを担当している久美子が、一人、教室で練習していると、覗いている女生徒がいた。
彼女は、久美子に優しいですねと言い残して、名前も言わず立ち去った。
吹奏楽部は、前年、全国大会に出場していた。
指導者の滝昇の人気もあって、入部希望者が殺到した。
ただ、チューバ、ユーフォニアム、コントラバスの低音パートは、毎年人気がなく、諦め気分だ。
そこに、久美子に声をかけてきた女生徒が、やってきた。
彼女は久石奏といい、ユーフォニアム希望だ。
小学校の同級生だという鈴木さつきと鈴木美玲がチューバに、男子生徒月永求がコントラバスに入ってくれた。
部長の吉川優子は、「全国大会金賞」を今年の目標として掲げた。
久美子は、3年生の加部友恵と共に、一年生の指導係を任された。
テレビアニメシリーズの劇場版である。
これだけ観ても、楽しめる。
画像が美しく、ストーリーも感動的だ。
吹奏楽の演奏も、素晴らしい。