アメリカの映画である。
少年レイ・タイラーは、両親とともにクルージングに来ていた。
夜、父が何物かに海に引き摺り込まれ、それを助けようとした母も海に消えた。
その時レイは、巨大なイカを目撃した。
それから時が経った。
海洋考古学者ニコールは、沈没船を探索していた。
水中カメラをリモートで操作して沈没船の中に入ると、探し求めていたトロイの仮面らしきものが映った。
その時、船に異変が起きた。
水中カメラのワイヤーが引っ張られ、船長の老人が海に引き込まれた。
甲板にいたマイケルは、巨大なイカが船長に襲いかかるのを見た。
この事件はテレビで報道され、マイケルは目撃したものについて話した。
その番組を、大人になったレイが見ていた。
両親の復讐に燃えるレイは、ニコールを訪ねていき、カメラマンとして雇ってもらった。
ニコール一行は、再び沈没船のところに戻った。
ニコールとレイが潜った。
沈没船内から仮面を回収した時、ニコールが巨大イカに襲われた。
この作品は、いわゆるB級映画である。
巨大イカはCGなのだが、ダイオウイカ程度の大きさで、恐ろしさを感じさせない。
お金をかけていないので、安っぽく見える。