アメリカの映画である。
10代で結婚して以来、6回の離婚歴があるバーナデッドは、現在、独身だ。
友人のジョスリンが愛犬を亡くして落ち込んでいるので、彼女を励ますために「ジェイン・オースティンの読書会」を開くことにした。
参加者は、6人。
バーナデッドは、オースティンこそ人生最高の解毒剤だと考えていた。
ジョスリンの親友シルヴィアは、夫のダニエルから、好きな人ができたと告げられた。
娘のアレグラは、同性愛者である。
あと二人必要だ。
バーナデッドは、オースティンの映画の上映会で知り合ったブルーディーに、声をかけた。
高校のフランス語教師ブルーディーは、夫のディーンとは趣味が合わない。
彼女は、18歳の教え子トレイに心をときめかせている。
そして、読書会唯一の男性グリックは、ジョスリンが旅先で知り合った年下の男性だ。
6人は、毎月一冊、それぞれの家で、オースティンの本について語り合うのだ。
ストーリーは、淡々と進む。
感動的なシーンは無い。
最近の日本人は読書をしなくなったので、読書会といっても、ピンとこないかもしれない。