哀川翔主演、日本の映画である。
藤田雄次と吉行耕作は、気楽な便利屋家業のチンピラだ。
神崎組組長から、二人に仕事の依頼があった。
神崎は、娘のアスカが男と付き合っているのを知って、怒っていた。
それで二人に、相手の素性を調べてくれというのだ。
二人は、公園でいちゃつくアスカと相手の男を、ビデオに撮影した。
相手は、予備校生の木村という男だ。
ビデオを見た神崎は激怒して、木村を連れて来いと、200万円を提示した。
二人に仕事を回している羽田由美子と鈴木栄は、200万と聞いて色めきたった。
しかし雄次は神崎の態度が気に入らず、断った。
ある日、雄次は神崎組の組員に追われている木村と出くわし、匿ってやった。
彼を家に連れてきて事情を聞くと、アスカに無理矢理誘われて、手を出してしまったという。
木村は、アスカが組長の娘だとは知らなかった。
彼は、「もうオーストラリアに逃げるしかない」という。
それを聞いて、雄次と耕作はときめいた。
この作品は、テンポのいいドタバタ喜劇である。