captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ハリーの災難

アルフレッド・ヒッチコック監督、アメリカの映画である。

 

男の子が1人森で遊んでいると、銃声が響いた。

 

その子は、男が頭から血を流して倒れているのを見付て、立ち去った。

 

森では、猟をしていたワイル船長が、仕留めた獲物を探し始めた。

 

一発目は空き缶に、二発目は禁猟区を示す立て札に当たってた。

 

そして、頭から血を流した男を発見する。

 

狼狽したワイル船長が死体を隠そうとしていると、中年のミス・グレヴリーが通りかかった。

 

ワイル船長が黙っていてくれるように頼むと、彼女は快く引き受けただけでなく、彼を昼食に招待した。

 

彼女が立ち去り、再び死体を引きずっていこうとすると、先ほどの男の子アーニーが母親ジェニファーを連れて戻ってきた。

 

ジェニファーは死体の顔を見て「ハリー」 と呼びかけただけで、気にも留めず子供を連れて立ち去った。

 

 次に、医者が本を読みながら通りかかって死体に躓くが、気にせずに行ってしまう。

 

続いて流れ者が通りかかり、死体から靴を盗んだ。

 

町にあるウィギーの店に、若い画家サム・マーロウが、買い物に来た。

 

ここで彼の絵を売ってもらっているのだが、全く売れない。

 

保安官であるウィギーの息子は、車で出掛けていった。

 

買い物の後、サムはスケッチブックを片手に森に行く。

 

彼が写生していると、死体があるのに気付いた。

 

サムは、死体をスケッチする。

 

そこへワイル船長が来て、一緒に埋めてくれるように頼んだ。

 

話を聞いたサムは、まず、死体の身元を知っているジェニファーの話を聞いてからにしようと提案する。

 

サムは、ジェニファーに会い、死んだ男が彼女の夫だと打ち明けられた。

 

彼は再婚相手であり、長く会っていなかった。

 

彼が突然やって来て言い争いになり、牛乳瓶で頭を殴ったという。

 

サムは森に戻って、ワイル船長と一緒に、ハリーを埋めた。

 

この後、登場人物それぞれの思惑があり、掘ったり埋めたりが繰り返される。

 

ブラックユーモアのドタバタ喜劇だ。

 

冒頭、銃声の後に流れる「おとなしくしていろ」 という男の怒鳴り声は、何だったのか。

 

ジェニファーの家の部屋の扉が、不気味に音もなく勝手に開くのは何を表わしているのか。

 

ハリーの霊か。

 

疑問が残る。

 

ジェニファー役のシャーリー・マクレーンは、これがデビュー作だ。

 

撮影当時20才で、とても可愛らしい。