フランス、ドイツ合作の映画である。
ベネチアからパリへ向かう列車の中、旅に疲れたカップルが居眠りしている。
フランス人のマリオンとアメリカ人のジャックは、付き合って2年になる。
ニューヨークで同棲しているのだが、このところ倦怠気味だった。
そこで、気分を新たにするため、ベネチアに旅行したのだった。
二人は、ニューヨークに帰る前に、バリにあるマリオンの実家を訪れることにした。
2日間の滞在予定だ。
駅に到着してタクシーを待つが、なかなか来ない。
ジャックは文句を言いつつも、テロが怖くて、地下鉄にもバスにも乗るのが嫌だった。
やっとタクシーが来て、マリオンの自宅へ。
迎えに出たマリオンのママは、遅いと、愚痴を言った。
いつものことなので、マリオンは軽く流し、2階の自室へジャックを連れていった。
部屋のデザインにも、ジャックは文句を言う。
マリオンは軽く流す。
セックスしようとした時、合鍵を使ってママが入ってきた。
ランチの時間だ。
パパの手料理が振る舞われた。
それは、うさぎ料理だった。
フランス語がわからないジャックは、家族に揶揄われてもわからない。
食後に2人で街に出かけると、マリオンの知り合いが話しかけてくる。
言葉がわからないジャックは、馬鹿にされても気づかない。
そして、今夜はパーティーだ。
この作品は、キュートなラブコメディである。
マリオンが可愛らしい。
この作品を見て、「フランスな生まれたかった」と思うかもしれない。