captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

底抜け大学教授

ジェリー・ルイス監督、脚本、主演、アメリカの映画である。

 

ジュリアス・ケイプは、大学で化学を教えている。

 

その日の実験で大爆発を起こし、上司のウォーフィールド博士から、こっ酷く叱られた。

 

彼が実験で失敗して騒動を起こしたのは、この日が初めてではなかった。

 

ある日の授業前、ケイプは、フットボール部に所属している大柄な学生に痛めつけられた。

 

みんなが見ている前で、教室の棚に押し込められのだった。

 

怪我はなかったが、バツが悪かった。

 

女子学生のステラが、棚から彼を救い出してくれた。

 

ステラが教室を出て行くとき、雑誌を落としていった。

 

それを拾ったケイプは、たまたま、ボディビルの広告が目に入った。

 

強くなりたい彼は、ジムに通い続けた。

 

しかし、半年経っても、全く変化がなかった。

 

医学部の教授に相談したあと、彼は、強くなるための薬品開発に取り組んだ。

 

そして、開発した薬を、自分で試してみた。

 

イケメンで逞しい男に変身した彼は、着飾って、学生たちのダンスパーティーに出かけた。

 

彼は、そこにいたステラを強引にダンスに誘い、ピアノを弾き、歌った。

 

ステラは、彼の正体に気づかない。

 

二人はパーティーを抜け出して、ドライブに出かけた。

 

 

この作品は、ジギルとハイドをモチーフとしたコメディである。

 

古き良き時代のドタバタ喜劇、といえる。

 

ラストの前のスピーチは、心に刺さる。