香川照之主演、日本の映画である。
近藤静也は、下着メーカー「プリティ」のデザイナーだ。
彼のデザインは独創すぎて、実用に絶えず、採用された試しがない。
帰り道、同僚の秋野明美は、前向きに励ましてくれた。
街頭で、広域暴力団新鮮組組長が銃撃されたとのニュースを聞いた静也は、駆け出した。
病院に着いた時には、父はすでに亡くなっていた。
母は静也に、新鮮組三代目の総長になるよう、言い渡した。
ヤクザの世界が嫌いな静也は、その気はない。
あと目は、生倉と肘方の二人のうちどちらかになると目されていた。
しかし静也の教育係を務めてきた特攻隊長・猪首硬四郎は、なんとしても静也に跡目をついで欲しかった。
猪首は静也を、屋台のラーメン屋に連れ出した。
恋人と二人で切り盛りしている店主の父親は、静也の父を殺した鬼州組の組長だった。
雲隠れしていた鬼州組組長の居場所がわかった。
静也は子分を制して、一人で話をつけに行った。
この作品は、漫画が原作である。
コミカルで、楽しい作品だ。
猪首硬四郎役が倉田保昭なので、格闘シーンを期待したが、無かった。
香川照之が、若い。