アメリカの映画である。
コロンビア大学で素粒子物理学を研究しているエリン・ギルバートのもとに、「過去からの幽霊」という本を持った男性が訪ねてきた。
その本は、彼女が昔、友人と共に出版したもので、いわば黒歴史である。
男性は、エリンに幽霊屋敷の調査を依頼しにきたのだった。
大学の終身雇用審査中の彼女は、非現実的な幽霊研究をしていたことが大学にバレては、都合が悪い。
エリンは、共著者であるアニーを訪ねた。
アニーは、ヒギンズ理科大学で、工学博士ジリアン・ホルツマンと幽霊の研究を続けていた。
エリンの話を聞いた二人は、大喜びで幽霊屋敷に向かう。
エリンも、仕方なくついていった。
屋敷では幽霊探知機が激しく反応し、女性の幽霊が現れた。
それは、エリンに大量の緑の液体を吐きかけて、去っていった。
アビーは、エリンが写っている一部始終を撮影した動画を、ネットにあげた。
それが大学側に知られてしまい、エリンは解雇された。
その後、アビー達も解雇されてしまい、三人は中華料理店の2階に研究室を構えた。
三人は、幽霊捕獲装置を開発した。
そして、新たな目撃情報と、受付の募集を始めた。
受付に応募してきたのが、頭が弱いがイケメンのケヴィン一人だけで、すぐに採用された。
地下鉄で働いている女性、パティが、線路で幽霊に遭遇した。
話を聞いた三人は、パティの案内で線路に入る。
すると、幽霊が現れた。
早速、捕獲装置を試すが、失敗して逃げられてしまった。
これを切っ掛けにパティもメンバーに加わり、「ゴーストバスターズ」が結成された。
この作品は、駄作である。
リブートなので、オリジナルとの違いを強調したかったのかどうかわからないが、完全な失敗作だ。
吹き替えは、とても違和感がある。
シナリオが悪いから、たとえプロの声優が吹き替えをしていても、つまらなかっただろう。