captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

リービング・ラスベガス

ニコラス・ケイジ主演、アメリカの映画である。

 

ハリウッドの脚本家ベンは、酒浸りで妻子に逃げられた上、アルコール中毒を理由に所属していた映画会社を解雇された。

 

ベンは、思い出の品を焼き捨て、退職金を手に、ラスベガスへ向かった。

 

そこで、死ぬまで酒を飲み続けるつもりだ。

 

ベンは、モーテルに滞在する。

 

夜、車を走らせているとき、赤信号に気づかず、女性を撥ねそうになった。

 

翌日、偶然彼女を見つけた。

 

彼女は、娼婦だ。

 

500ドルで、彼女はベンの泊まっているモーテルについてきた。

 

彼女の名前は、サラ。

 

ベンはセックスが目的ではなく、ただ、話し相手が欲しかった。

 

サラも、愛に飢えていた。

 

サラは、稼ぎをユーリという男に渡していた。

 

ある日、命を狙われているユーリは、サラと縁を切り、彼女を追い出した。

 

自由になったサラは、ベンと暮らし始めた。

 

サラは娼婦を続け、ベンは、相変わらず一日中、酒を飲んでいる。

 

ほぼ、ベンとサラの物語だ。

 

仕事を無くしたアル中と、孤独な娼婦。

 

救い難い二人が、切ない。

 

アル中を演じるニコラス・ケイジが、いい。