ロス市警の刑事トム・ラドローは、囮捜査などの危険な任務もいとわない。
荒っぽいやり方で、犯人を逮捕するよりも射殺してしまう。
双子の少女誘拐事件も、犯人グループを全員射殺して解決した。
そんな彼に、内部調査室のビッグス警部が接触してきた。
トムの上司ワンダー警部は、かつてトムの相棒であり、今は仲違いしているワシントンが、ビッグスと密会しているとトムに告げた。
トムは、自分のやり方を密告されているのだと感じ、ワシントンを尾行した。
ワシントンが売店に入ったので、トムも入ろうとすると、覆面強盗が店に入ろうとしていた。
ワシントンに知らせるために、トムは銃を抜いて店に駆け込んだ。
トムを見たワシントンは、自分を襲いに来たのだと勘違いして、トムに殴りかかった。
その時、強盗が入ってきて店員を射殺。
トムは隠れたが、ワシントンは大量の銃弾を浴びて死んだ。
ワンダー警部達が駆けつけ、監視カメラの映像をチェックする。
それは、ワシントンに恨みを抱いたトムが、強盗を装った男達を雇ってワシントンを殺させた、とも解釈できるものだった。
ワンダーはトムに、記録の入ったディスクを処分するよう勧めた。
その後トムは、苦情処理係に異動した。
ビッグスが現われた。
現場に残された銃弾が3種類あり、彼はトムも犯人の一人ではないかと疑っていた。
可もなく不可もない、といった作品だ。
「悪い奴は殺す」 というのが、この男のルール。