アメリカの西部劇である。
男が二人、焚き火をして雨を凌いでいると、別の男が雨宿りに来た。
コーヒーを飲みながら、互いに相手を探る。
瞬間、雨宿りに来た男の銃が火を噴いて、二人を射殺した。
元保安官のスライドは、七人組の強盗に妻を殺され、復讐の旅に出ていた。
先ず、ここで、二人を仕留めたのだった。
彼が旅を進めていると、泥にはまって立ち往生している幌馬車に出会った。
ジョンとアニーの夫婦で、カリフォルニアを目指しているという。
スライドは、彼らを助け、共に旅をすることになった。
途中、駅馬車の停車地に立ち寄ると、そこには老人が一人しかいなかった。
インディアンの襲撃が怖くて、皆、逃げ出したという。
そこに、スライドが、かつて逮捕したことのあるマスターズとクリントが、やって来た。
彼らは、強盗がスライドの妻を殺したことを知っており、犯人の顔も知っているという。
五人が連れ立って、旅を続けた。
短い作品だが、観応えがある。