日本の映画である。
日本に暮らすベニシア・スタンリー・スミスさんの、ドキュメンタリーだ。
イギリスで貴族の家系に生まれたベニシアさんは、19歳の時に旅に出た。
彼女はインドを経て、日本にやってきた。
鹿児島、東京と移動し、今は京都大原の古民家に住んでいる。
庭には100種類を超えるハーブが栽培されていて、彼女はそれらを、料理、防虫、防腐など、様々な用途に使用している。
彼女は、前夫との間に娘二人と息子一人を授かったが、離婚した。
その後、現在の夫である梶山正さんと出会い、再婚した。
彼との間にも、息子を一人授かった。
ドキュメンタリーだから、淡々と進行する。
暗く重苦しい作品である。
苦難の人生を追ったものではないのに、気分が晴れない。