アメリカの映画である。
19世紀末のウィーン。
家具職人の息子エドゥアルドは、奇術の練習をしている。
ある日、街で侯爵令嬢ソフィアと出逢い、仲良くなった。
数年後、二人は駆け落ちしようとしたが失敗。
エドゥアルドは、街を去った。
15年後、奇術の腕を磨いたエドゥアルドは、幻影師アイゼンハイムとして、ウィーンに帰還した。
ショーの評判を聞きつけた皇太子が、婚約者を伴って観覧に来た。
舞台に上がった婚約者の姿を見て、アイゼンハイムはそれがソフィであることを知った。
その後、宮廷に招かれたアイゼンハイムは、様々なマジックを披露する。
皇太子は、トリックを見破ることが出来ない。
悪い噂を聞いているアイゼンハイムは、皇太子を侮辱した。
逆上した皇太子は、ウール警部に彼を脅すように命じた。
自らもマジックをたしなむウール警部は、アイゼンハイムに好意を持っており、板挟みだ。
心配したソフィが来た。
その夜、二人は愛し合った。
アイゼンハイムはソフィに、皇太子との婚約を解消して、一緒に逃げようと誘うが。
最後に、大がかりなトリックを仕掛けている。
これが、なかなか見物だ。