アメリカのSF映画である。
フロリダの老人ホームに暮らす、アート、ベン、ジョーの三人は、近くの空き家に忍び込み、プールで泳ぐことが楽しみだ。
ある日、ウォルターと名乗る紳士が、クルージング業を営むジャックから船を借りた。
ウォルターは、三人が忍び込む空き家も借りる。
それでも三人は、プールで泳ぐために忍び込んだ。
プールには、不思議な繭 ( コクーン ) が、沈められていた。
そんなことはお構い無しで、三人は泳ぎを楽しんだ。
そのうちに、三人は元氣が漲ってきた。
その夜、ジョーは久しぶりに妻アルマと、情熱的な時間を過ごした。
アートは、片想いのベスに、猛然とアタックする。
ベンも、妻メアリーとますます仲むつまじくなっていった。
ウォルターはアルタリア星から来た異星人である。
仲間と共に地球にやってきて、100世紀前の地球に来た先祖を連れ帰りに来たのだった。
先祖達は、繭に入って海底にいた。
それを知ったジャックは、動転したが、友好的なアルタリア星人の手助けをする。
一方、老人達もウォルターが人間ではないこと、若返りの原因がプールにあることに気付く。
そして、ウォルターに、プールで泳がせてくれと頼んだ。
ウォルターは、繭に触らないことを条件に、許可した。
ますます若返った三人は、ハメを外す。
とうとう、他の老人達が大挙してプールに押し寄せてきた。
この作品は、人間と異星人のふれあいを、コミカルに描いている。
気楽に観ることが出来る作品だ。