パリ国際空港に、一人の中国人男性が降り立った。
タクシーに乗り、下町のエビチップス屋に行った。
男の名はリュウ、中国警察から麻薬捜査を手伝いに来たのだった。
その夜、高級ホテルに行き、フランス警察のリチャード警部達と会う。
リチャードはリュウの拳銃を取り上げ、「名前を覚えられないから、お前はジョーだ」 と、皮肉たっぷりに笑った。
一行は、早速、中国人麻薬王ソンの張り込み捜査に入った。
囮に娼婦を潜入させ、一行は隣室からカメラで監視していた。
突然、娼婦のアジェが、ソンを髪飾りで刺し始めた。
リュウが、慌てて止めに入る。
落ち着いたところにリチャード達が入ってきて、気を失っているソンとアジェをリュウの拳銃で射殺した。
リチャードが、麻薬取引の仲介人だったのだ。
リュウは、彼らと戦いながら、何とか逃げ切った。
リチャードは、現場の写真や拳銃の指紋から、リュウを犯人に仕立て上げた。
緊張感溢れる場面が、連続する。
ジェット・リーが、格好いい。