アメリカの映画である。
暴走族が集まる酒場、リーダーが最後にやってきた。
車で待ち構えていた男達が、リーダーを射殺して逃走する。
銃声を聞いて飛び出してきたメンバー達が、大量の銃弾を車に浴びせかけた。
救助活動を終えた救命士ジェイクとゾーイは、次の現場に向かう。
そこは、遊園地の地下駐車場だ。
車には銃で撃たれた男が死んでおり、腹を撃たれた男が、壁にもたれかかっていた。
二人は彼の治療を始めるが、そこに武装した暴走族のメンバーが3人、入ってきた。
ジェイクは、元海兵隊員という設定で、この後一人で暴走族と戦う。
いわゆる、B級映画である。
相手は、武装してはいるが素人の暴走族だ。
主人公は、厳しい訓練を受けた海兵隊員である。
なのに、素人相手に格闘すると、弱い。
銃を撃っても、なかなか当たらない。
命を救う救命士が、暴走族を次々に殺していくのは、皮肉なものだ。
将来、映画制作を志している人は、たまには、こんな作品を観て、自分ならどこをどう変えるか、考えると良いだろう。
B級映画は、教材になる。