ジャック・ニコルソン監督・主演、アメリカの映画である。
ロサンゼルス。
私立探偵ジェイク・ギデスは、事務所で浮気調査の依頼を受けていた。
建設会社を経営しているジェイク・バーマンが、妻キティの浮気を疑っていたのだった。
突然、地震に襲われる。
揺れは大きかったが、被害は無かった。
ジェイクは、依頼者も同じ名前だということで、少し親近感を覚えた。
ジェイクと助手は、キティが男と入ったモーテルの隣の部屋に陣取り、盗聴を始めた。
バーマンがいきなりキティのいる部屋に乱入して、銃をぶっ放した。
数発の銃声の後、ジェイク達が部屋に駆け付けると、浮気相手は射殺されていた。
被害者はバーマンの共同経営者、ボディーンだった。
バーマンが妻と共謀してボディーンを殺害したのではないかとの疑いもあったが、使用された銃はボディーンのものだった。
それでバーマンは、不起訴処分になる。
ボディーの妻リリアンは、そのことに納得できず、ジェイクの事務所にきて大暴れした。
その揚句、ジェイクとバーマンを訴えると言う。
ジェイクには、盗聴を録音したテープがあった。
調査を続けるうちに、ジェイクは大手の石油会社にたどりつく。
バーマンたちが住宅を建設している土地には、石油が埋蔵されていた。
この作品は、「チャイナタウン」 の続編であるが、チャイナタウンは出てこない。
普通のハードボイルド、探偵ものだ。
前作では格好良かったジャック・ニコルソンだが、この作品では、太りすぎていて不細工だ。
体型を保っていれば、切れのいいアクションシーンがあっただろうに。