アメリカのSF映画である。
マイクル・クライトンの小説「アンドロメダ病原体」が、原作だ。
ニューメキシコ州の小さな街に落下した人口衛星を、軍が回収に行く。
住民は、二人を除いて死に絶えていた。
生き残っていたのは酔っぱらいの老人と、赤ちゃんだった。
急遽、4人の科学者が招集され、ネバダ州の地下研究施設に送られた。
ここで、回収した人工衛星から、未知の病原体を発見する。
この映画は、50年近く前のSFなので、古くさい。
SFと言っても、未来を描いたものではないので、違和感はないが。
ほぼ、原作に忠実だが、小説の方が面白い。
特に、研究施設に入る時の滅菌システムは、本の方がリアリティを感じられた。
SFは、実際に無いものを描かなければならないから、CGの無い時代には難しかっただろう。