ポール・ニューマン主演、アメリカの映画である。
主人公ルークは、酔った勢いでパーキングメーターを壊して捕まり、刑務所に送られた。
意地悪で暴力的な看守たち、荒くれた囚人たち、炎天下での重労働にもめげず、ルークは我を貫く。
大柄な囚人のボス ( ジョージ・ケネディ ) との対決にも勝利し、ボスの座につくが。
ある日、年老いた母親が面会に来た。
程なくして、母が亡くなった知らせを受ける。
そしてルークは、脱走を図った。
成功したルークは、娑婆から元ボスに手紙を送るなどして、ヒーローである。
ところが、捕まって、同じ刑務所に戻ってきた。
手枷、足枷で、さらに過酷な重労働をさせられる。
それでも、めげることなく脱走を試みる。
この映画で印象的なのは、ゆで卵を食べるシーンだろう。
50個のゆで卵を食べきり、テーブルの上に引っ繰り返る。
また、原作者が脚本も手がけていて、しかも服役の経験がある。
刑務所は、リアリティーがあるのだ。