captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

ベン・ハー ( 1959 )

チャールトン・ヘストン主演、アメリカの映画である。

 

キリスト誕生から、物語が始まる。

 

それから26年経った。

 

ローマ帝国が支配する中、ユダヤ人が住むイスラエルでは、新総督を迎えようとしていた。

 

それに先駆けて、ローマ軍の司令官になっていた旧友メッサラが戻ってきた。

 

貴族であるベン・ハーと再会し、ローマに協力を要請したが、ベン・ハーは色よい返事をしない。

 

そして、新総督が赴任した日、事件が起きた。

 

ベン・ハーの館の屋根瓦が、総督の行列の中に落ちたのだ。

 

ベン・ハーは、暗殺容疑で逮捕された。

 

メッサラは、ローマに協力しないベン・ハーを、あっさりと見放してしまう。

 

そしてベン・ハーは、奴隷としてガレー船の漕ぎ手となった。

 

しかしベン・ハーは、海軍総司令官の命を助けたことで、彼の養子となる。

 

ローマ市民権を得たベン・ハーは、戦車競争の騎手として活躍した。

 

暫くして司令官の下を離れ、行方不明になっている母と妹を捜しに出掛ける。

 

この映画は、3時間半もある超大作だ。

 

キリスト教信者でない者にとっては、退屈なところもあるし、奇跡と言われても、という印象もある。

 

しかし、キリスト教文化圏にある人間にとっては、名作なのだ。

 

戦車競争のシーンは、迫力がある。

 

それだけで、感情移入できる作品ではない。