スティーブン・スピルバーグ監督、リーアム・ニーソン主演、アメリカの映画である。
1939年9月。
ポーランドに侵攻したドイツは、ユダヤ人たちを南部の町クラクフのゲットーに押し込めた。
ナチス党員である実業家のオスカー・シンドラーは、一儲けしようとクラクフにやってきた。
社交的な彼は、ナチス親衛隊の将校たちに、うまく取り入った。
彼は、食品容器製造工場を買い取り、ユダヤ人会計士イザック・シュターンに経営を任せた。
只同然で雇えるユダヤ人が、工場で働かされた。
賃金は極めて低かったが、ユダヤ人にとって、工場で働くことは身の安全の保障になった。
事業は成功し、シンドラーは儲けた金で豪遊する毎日だった。
SSは、ゲットー内のユダヤ人を、役に立つブルーカードと、役に立たないイエローカードに仕分けしていた。
そして、イエローカードの者を、順に収容所に送っていた。
シュターンは、イエローカードになりそうな者に、技術者である証明書を偽造して手渡し、ブルーカードになるようにした。
それは、シンドラーには内緒のことだった。
この作品は、実話に基づいている。
3時間を超える大作だが、長さを感じない。
冷徹なドイツ人による死の恐怖が、常に付き纏っているからだ。
疲れる。