勝新太郎主演、日本の映画である。
大阪に帰ってきた朝吉は、ヤクザから足を洗うつもりでいた。
清次を故郷に帰すため、料理屋「びっくり鍋」で別れの宴を開いた。
勘定の支払いの時、朝吉は清次に有金全部を渡し、代金の分だけこの店で働くと言い出した。
二人は、この店で働くお米に、女ばかりの賭場に連れて行ってもらった。
朝吉の一人勝ちでみんなが帰る中、町工場の女主人お政が勝負を挑んできた。
負けが続くお政は、小切手で支払った。
賭場は旅館であり、その夜、朝吉はそこで泊まることにした。
寝ていると、お政が訪ねてきた。
銀行に預金がなく、小切手が使われたら不渡になる、だから取り返してほしいと、お政は朝吉に頼んだ。
翌朝、朝吉は小切手を預けてある胴元の親分、春田正太郎を訪ねていった。
春田は「びっくり鍋」で朝吉を案内したおやじであり、お米の父親だ。
春田は当初、道理に合わないと激怒したが、朝吉の男っぷりに惚れて用件を飲んだ。
しかし、子分の遠藤は、この小切手で一儲けしようと企んでいた。
この作品は、「悪名」シリーズ第10作目である。
盛り上がりのない、普通の話。