本宮泰風主演、日本の映画である。
横浜。
藤代組の跡目を継いだ杉山が殺された。
氷室は、藤代組若頭補佐・中森の仕業と考えた。
そして、これを機会に横浜を手中に収めるため、杉山の葬儀を利用して、全国から兵隊を集める計画を立てた。
それを察知した丸神会の鶴見は、秋本の葬儀に兵隊を結集させるべきだと、三田会長に進言した。
杉山が経営していたキャバクラに、中森の子分・岡部がやってきた。
キャバクラ嬢をしている妹に、金を借りにきたのだった。
そこに、氷室、田村、川上が来た。
3人を見た岡部は、急いで組に戻り、襲撃の準備をした。
ところが、中森はそれを抑えた。
中森は侠和会と丸神会、勝った方に付けばいいと、日和見を決めているのだ。
店では岡部の妹が、氷室ら3人に、兄が仲間を連れて戻ってくるから逃げるよう話した。
彼女は、兄が返り討ちに遭うのを恐れていたのだ。
3人は、店を出た。
中森に制止されて不貞腐れた岡部の目の前に、店を出てきた氷室らがいた。
岡部は、小さなナイフで襲いかかったが、逆に痛い目に遭わされた。
氷室は、「このことは誰にも言うな」と、岡部を逃してやった。
事務所に戻った氷室を、兄弟分である右翼団体の会長・堀井が訪ねてきた。
堀井は、葬儀を中止して欲しいと言う。
東京オリンピックを控えた今、関東で大規模な抗争は警察にとっても都合が悪いのだ。
この話は、神戸にいる川谷会長のところにもきていた。
前半は、盛り上がりが少ない。
今回は、次回へのつなぎだ。