本宮泰風主演、日本の映画である。
氷室蓮司が乗る車が、大勢のヒットマンに襲われた。
ヒットマンたちが銃撃を始めようとした時、たまたま近くにいた田村悠人が助けに入った。
撃ち合いの末、氷室たちは敵の一人を生捕りにして、その場を離れた。
拷問。
氷室襲撃は坂下組組長・坂下惟秀だと分かった。
福島でシマの取り合いをしている侠和会工藤組の財前と丸進連合の豊中が、それぞれの上層部の意向で、手打ちをした。
財前は、侠和会の中で山崎組の者ばかりがのし上がっていくのが、気に入らない。
彼は、工藤組組長の渡部圭太に不満をぶつけた。
渡部は、そんな財前を宥めつつ、自分も忸怩たるものがあった。
銃撃されて重体だった侠和会会長の工藤雅信が、回復した。
工藤は、福井での抗争をやめ、手を引くよう命じた。
一般の人を巻き込み、犠牲者を出したからだ。
若頭の川谷雄一は、全く納得できなかったが、工藤が「お願いだ」と頭を下げたため、従わざるを得なかった。
広島の西日本睦会の会長に、福本貞夫が選ばれた。
坂下は、岐阜に身を隠した。
組織が増えて複雑になってきたが、15話とセットで観ると分かりやすい。