本宮泰風主演、日本の映画である。
侠和会に対抗すべく、広島の玄誠会を中心にして12の任侠団体が「西日本睦会」を結成した。
侠和会舎弟頭の尾本が率いる一考会は、大企業・明石ゴムの産業廃棄物を請け負っていた。
女に目がない社長は、総会屋に弱みを握られ、尾本に助けを求めてきた。
一考会の木島は、手下を連れて総会屋の元に出向いた。
そこで、トラブルになって、そこにいた総会屋を皆殺しにした。
その総会屋は、玄誠会と関係があった。
侠和会の川谷は、玄誠会の高坂会長に電話して、経緯を説明した。
総会屋のしたことは、侠和会のシマ荒らしにあたる。
高坂は仕返しをしないことにし、手下の福本はしぶしぶ納得した。
明石ゴムを強請っていた総会屋は、右翼の憂国義勇党がバックについていた。
憂国義勇党の代表・猪塚は、香川の義仁会に属している。
猪塚は、高坂の言うことに納得できない。
彼は福本に、仕返しのための資金を要求した。
主役の劇中での地位が上がっているから仕方がないが、アクションではなく政治になっていて、物足りない。