captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

眺めのいい部屋

イギリスの映画である。

 

1907年。

 

イギリス上流階級の令嬢ルーシー・ハニーチャーチは、オールドミスの従姉シャーロット・バートレットに付き添ってもらって、イタリアのフィレンツェにやってきた。

 

二人は、観光では大満足だった。

 

ところが、宿泊したペンション「ベルトリーニ」で、二人が案内された部屋は、裏路地に面していて、期待していたアルノ川の景色が見られなかった。

 

シャーロットは、大いに不満で、夕食の時に愚痴をこぼした。

 

それを聞いていた老紳士エマソン氏が、声をかけてきた。

 

息子のジョージと泊まっている部屋は眺めがいいので、交換しましょうという提案だった。

 

エマソン氏の英語が自分よりも下の階級のものだったこともあって、シャーロットは断った。

 

偶然、ハニーチャーチ家の教区のビーブ牧師が居合わせていて、彼女を説得した。

 

シャーロットは、申し出を受けた。

 

翌朝、ルーシーは一人で街の観光に出かけた。

 

彼女は、サンタ・クローチェ寺院でエマソン親子と出会った。

 

そして、一緒に礼拝堂を見学した。

 

その後、シニョーリ広場にきた時、喧嘩に出くわした。

 

ルーシーは、胸を刺されて血だらけになっている男を見て気を失った。

 

ジョージは、彼女を介抱した。

 

二人に、恋心が芽生えた。

 

 

イギリス貴族の話。