ボストン北西部のチャールズタウンは、全米一と言っていいほど治安が悪い。
いつも何処かで強盗事件が発生している。
ダグ・マクレイは、強盗が親から子へと受け継がれ、家業のようになっているこの街から抜けたかった。
しかし、いつの間にか強盗団のリーダーになっていた。
彼の強盗仲間は、幼馴染だ。
荒っぽい性格のジェームズ・コフリン、大柄なアルバート・マクローン、電気系統の知識が豊富なデズモンド・エルデンである。
彼らは、綿密に計画を立てて、一切の証拠を残さずに強盗する。
今回の銀行強盗も、計画通り進んでいた。
ところが、警報装置が押されていたことがわかり、ダグは女性支店長のクレア・キージーを拉致して逃げた。
ダグはクレアの運転免許証を取り上げ、FBIに証言しないよう釘を刺して解放した。
FBI捜査官のアダム・クローリーは、現場から犯人の手がかりが何も見つからず、困っていた。
彼はクレアを尋問したが、彼女は怯えていて何も話さなかった。
ダグたちは、街を仕切っているフォーカス・コルムに盗んだ金を持っていった。
フォーカスは、表向き花屋を営んでいる。
ダグは、元恋人クリスタと会った。
クリスタは、強盗仲間ジェームズの妹だ。
ジェームズはクレアを殺すべきだと主張した。
ダグは、クレアの後をつけた。
この作品を観ていて、数年後の日本が、このようになるのではないかと感じた。
ジェームズ役のジェレミー・レナーが魅力的だ。