ジャッキー・チェン主演、香港の映画である。
20世紀初頭、英国領香港。
海賊が我が物顔で荒らし回っていた。
取締に出動する海上警察は、失敗ばかり続いて、香港総督やチー総監からも嫌味を言われている。
海上警察のドラゴン隊長は、部下を連れて酒場で決起集会を開いた。
そこに居合わせた陸上警察隊が、海上警察に絡んできた。
その場を収めようとしたドラゴンを陸上警察のジャガー隊長が挑発して、喧嘩になった。
酒場は大乱闘になり、全員逮捕された。
ただ、チー総監の甥であるジャガーだけは、逮捕を免れた。
その後、釈放された海上警察隊が出動しようとした時、船が爆破された。
怒った総督は、海上警察を廃止し、ドラゴンたちはジャガーの部下になった。
海賊を裏で操っているのが、悪徳商人のチョウだった。
海賊に資金や武器を流し、海上警察の船を爆破させたのもチョウだった。
ジャガーは、ドラゴンたちを率いて、チョウが経営する高級クラブに乗り込んだ。
この作品は、ジャッキーの、スタントを使わない時計台落下シーンが大きな話題になった。
ジャッキー・チェン、ユン・ピョウ、サモ・ハン・キンポーの共演。
文句のつけどころの無い、面白い作品だ。