ジャッキー・チェン主演、香港の映画である。
清朝末期、広東。
フォン・フェイフォンは、父ケイイン、使用人ツォウとともに、漢方薬の買い出しに出かけた。
イギリスに支配されていた香港では、朝鮮人参に高い関税が課せられていた。
フェイフォンは、買ってきた朝鮮人参を英国領事の荷物に紛れ込ませて、うまく検査をすり抜けた。
その後、朝鮮人参を回収しに英国領事の荷物置き場に忍び込んだフェイフォンは、泥棒と鉢合わせした。
泥棒は逃げた。
そのとき、泥棒は荷物を取り違えた。
フェイフォンが手にした包みは、皇帝の玉璽たった。
帰りの列車の中で、英国領事が荷物をなくしたということで、手荷物検査が始まった。
フェイフォンの番になったとき、清国将軍の息子がやってきて、英国領事を追い払った。
領事は、国宝の玉璽を盗み出していたのだった。
フェイフォンらが帰宅してしばらくすると、朝鮮人参を注文していたお客が来た。
継母のリンは、フェイフォンから事情を聞いて、とりあえず、盆栽の根を切り取り、朝鮮人参だと偽って客に持ち帰らせた。
リンは、ダイヤのネックレスを売って、朝鮮人参を仕入れる資金を作ろうと考えた。
フェイフォンとリンがネックレスを持って知人の家に向かうところを、英国領事の部下が見つけた。
フェイフォンは、父から禁じられたいた酔拳を使って闘った。
シリアスな中にコミカルな要素が、これでもかと詰め込まれていて、大満足の作品だ。
前作「ドランクモンキー 酔拳」の続編ではなく、独立した作品である。