アメリカの映画である。
前作「僕のワンダフル・ライフ」から数年後。
僕こと犬のベイリーは、年老いて走り回るのがキツくなっていた。
それは、飼い主のイーサン・モンゴメリーも同じだ。
それでも、互いにボール遊びは楽しかった。
ミシガンの農場での生活は、快適だ。
イーサンと妻ハンナ、そして息子ヘンリーの嫁グロリア、孫娘クラリティ・ジューン ( 愛称 C.J ) の四人で暮らしている。
イーサンとハンナの息子ヘンリーは、グロリアが妊娠8ヶ月の時に事故で亡くなった。
歌手をしていたグロリアは、ミシガンの田舎で仕事が無いのが、大いに不満だ。
それに、犬が嫌いである。
さらに、夫の死をちゃんと受け止める事ができず、いつもイライラしていた。
そしてついに、まだ赤ちゃんのC.Jを連れて、家を出た。
その後、ベイリーの胃に腫瘍が見つかった。
医者も手の施しようがなく、ベイリーは安楽死されることになった。
イーサンは、ベイリーが旅立つ直前に「また戻ってきて、今度はC.Jを幸せにしてやってくれ」と頼んだ。
ベイリーは、ビーグル犬の女の子に生まれ変わった。
今度の名前は、モリーだ。
モリーの兄弟ロッキーをもらいに、トレントという男の子がやってきた。
その時、懐かしい匂いがした。
モリーが窓から覗くと、成長したC.Jがいた。
モリーは、彼女を目掛けて駆け出した。
前作に続いて、何度も転生をしながら家族の元に戻ってくる犬の話だ。
今回も、感動的な作品に仕上がっている。