ケーリー・グラント、オードリー・ヘプバーン主演、アメリカの映画である。
レジーナ・ランバートは女友達とスキー旅行に来て、富豪の夫チャールズとの離婚を決意した。
夫には謎が多く、愛し続ける自信がなくなったのだ。
彼女は、スキー場でピーター・ジョシュアという男性と出逢い、惹かれた。
レジーナがパリの自宅に戻ると、家財道具一切がなくなっていて、夫もいなかった。
そこに司法警察のグランピエール警部が来て、チャールズの死亡を告げた。
チャールズは家財道具を競売にかけて、25万ドルで落札し、パリを出ようとした。
その途中、列車から突き落とされたのだった。
新聞で事件を知ったというピーターが、レジーナを訪ねてきた。
そして、彼女の宿泊先などを手配した。
チャールズの葬儀は、寂しいものだった。
そこに3人の男、ギデオン、デックス、スコビーが現れ、棺の中を確認した。
そこで彼女は、チャールズの素性を教えられた。
彼は、第二次対戦中に諜報部員として従軍していて、その際、葬儀に現れた3人と共に25万ドルを横領して、隠したのだった。
戦後に山分けする約束を破った彼は、3人だけでなく、CIAからも追われていたのだった。
3人はレジーナが金塊のありかを知っているものだと思い、彼女を脅迫した。
彼女を守ろうとするピーターだが、3人とは旧知の間柄だった。
サスペンスもロマンスもあって、楽しめる作品だ。