アメリカの映画である。
ピッツバーグで教師をしているフェイスは、足の専門医ドゥエインとの結婚を間近に控えていた。
フェイスは、幼い頃に兄とやった占いで、将来の結婚相手の名前は「デイモン・ブラッドリー」 だと出た。
その後に占い師からも、運命の男の名前は「デイモン・ブラッドリー」 だと告げられた。
以来14年間、彼女はそれを信じてきた。
結婚式の準備をしている時、ドゥエイン宛ての電話があった。
彼は「デイモン・ブラッドリー」 と名乗り、今からベニスに出張のため、結婚式に出られないという。
フェイスは試着中のウエディングドレスを着たまま、タクシーに飛び乗った。
彼女の親友であり、兄・ラリーの妻でもあるケイトが同行した。
ベニスに到着して、すぐにデイモンがいるホテルに直行したが、彼は一足先にチェックアウトしていた。
2人はローマに向かう。
ついにフェイスは、ローマでデモインと名乗る男に出会った。
しかし、男はフェイスに一目惚れしたピーターという靴のセールスマンだった。
フェイスは怒ってホテルに戻った。
一方ケイトは、夫の浮気を疑っていて、ローマで知り合った高級ブランド店のジョバンニと、いい感じになった。
ピーターが再び現われて、今度こそデモインを見付けたと言う。
実際に会ってみると、デモインはイケメンで、フェイスは夢中になった。
しかし、彼も偽物だった。
ピーターが、わざとフェイスに嫌われるようにしてくれと、友人に頼んだのだった。
それもバレて、フェイスはすっかり気落ちしてしまった。
ラリーがケイトを、イタリアまで追いかけてきた。
そして、意外な真実を告げた。
軽快なテンポの、コメディである。
ピーター役の、ロバート・ダウニー・Jr が、楽しい。