ロビン・ウイリアムズ主演、アメリカの映画である。
ベトナム戦争の最中、米軍サイゴン放送局の局長テイラー准将は、クレタ島から人気DJのエイドリアン・クロンナウア上等兵を呼び寄せた。
厳しいスティーブン・ホーク少尉とフィリップ・ディカーソン曹長は、不満げだ。
局に到着したエイドリアンは、早速、放送に取り掛かった。
軍が推奨している楽曲は無視して、推奨されていないロックを流した。
彼の真骨頂は、ギャグやモノマネ満載のマシンガントークだ。
聴いていた兵士たちには大いに受け、同僚のエドワード・モンテスキュー上等兵らも大歓迎だった。
エイドリアンは、放送終了後に、兵士たちが集まるバーに出かけた。
そこで、アオザイが似合う美しい少女トリンを見かけ、一目惚れした。
彼は早速、声をかけたが、あっさり振られた。
去ってしまった彼女が忘れられず、エイドリアンは自転車を調達して、後を追った。
彼女の行き先は、英語学校だった。
エイドリアンは賄賂を使って、教師を代わってもらった。
生徒たちには、バカウケだった。
トリンを追いかけるエイドリアンは、彼女の兄ツアンに制止された。
エイドリアンは、まずツアンと友達になろうと思い、二人で出かけた。
打ち解け、友人となって、二人は米国人の経営するバーに入った。
そこにいた一人の米兵が、ツアンを侮辱した。
エイドリアンは、友達であるツアンのために、その米兵と殴り合った。
この作品は、ベトナム戦争の一面を描いたものとして、学びにもなる。
ロビン・ウイリアムズのDJも、素晴らしい。