日本のアニメーション映画である。
西暦2307年、化石燃料が枯渇した地球では、太陽光による発電が頼りだった。
そのため、赤道上の3箇所に軌道エレベーターを設置し、静止軌道上に太陽電池パネルを展開していた。
ユニオン、人類革命同盟、AEUの3つの国家群が、それぞれの発電施設を中心にまとまっていた。
そして、互いに戦争しあっている。
そこに、私設武装組織「ソレスタルビーイング」が現れた。
彼らは、モビルスーツ「ガンダム」を使って、武力介入による戦争の終結を目指していた。
GNドライブ、通称「太陽炉」を搭載する新型モビルスーツ「ガンダム」は4機。
刹那・F・セイエイ、ロックオン・ストラトス、アレルヤ・ハプティズム、ティエリア・アーデの4人が、「ガンダムマイスター」として操縦している。
彼らは紛争地帯に赴き、ガンダムの圧倒的な戦力で、両陣営を殲滅する。
攻撃するだけでなく、巻き込まれた民間人を、戦いの最中に救出した。
国家群は、それぞれエース級のパイロットを投入して、ガンダム捕獲作戦を実行したが、悉く失敗に終わった。
国家群は、罠をはることにした。
合同軍事演習を展開して、ガンダムを誘き寄せるのだ。
ソレスタルビーイングは、それが罠だと分かっていても出撃した。
そして、同盟軍とガンダムの戦いが始まった。
圧倒的物量を誇る同盟軍の前に、ガンダムの損傷が大きくなっていく。
もうお終いかという時、「トリニティ」を名乗る新たなガンタム3機が現れ、同盟軍を圧倒した。
トリニティは、民間人の犠牲を考慮することなく、徹底的な攻撃を繰り広げた。
この作品は、テレビシリーズ1〜25回をまとめたものである。
予備知識がないと、ほとんど理解できないだろう。
モビルスーツ同士の戦いでは、敵味方の識別も、難しい。
完全に、マニア向けの作品と言える。
戦闘シーンが多く、観ていて疲れた。