アメリカのコメディ映画である。
冒頭、結婚式の準備が進む中、花ムコがいない。
式まで五時間、花嫁トレイシー・ガーナーは電話をかけるが、彼も友達も留守電だ。
二日前。
結婚を控えたダグ・ビリングスは、親友の教師フィル・ウィネック、歯科医のスチュアート ( スチュ )・ブライス、義弟になるアラン・ガーナーらと、バチェラー・パーティーに出かけた。
義父からヴィンテージもののベンツのオープンカーを借りて、四人はラスベガスへ行ったのだった。
ホテルに着き、部屋は最高級のスイートルームだ。
四人は着替えて、カジノに繰り出す前にお祝いということで、立ち入り禁止の屋上で酒を飲み始めた。
朝。
フィル、スチュ、アランが目覚めると、ひどい二日酔い ( ハングオーバー ) だった。
部屋がめちゃくちゃに荒れていて、ニワトリやトラ、それに赤ん坊がいた。
そして、スチュの前歯がなくなっていた。
ダクがいない。
一旦冷静になろうと、三人はポケットを探った。
ATMの明細書や、駐車券が出てきた。
フィルの手首には、病院のタグがついていた。
とりあえず三人は病院へ行こうとしたが、ベンツの代わりにパトカーが停まっている。
どうやら、パトカーを盗んできたようだった。
この作品は、次から次へとアクシデントが続いて、面白い。
エンドロールまで楽しめる作品だ。