イギリスの映画である。
1980年代。
ロンドンに住むパキスタン系の青年オマール・アリは、酒浸りの父フセインと暮らしていた。
そんなフセインでも気力のない息子を心配して、弟のナセルに助けを求めた。
ナセルは、事業家としてロンドンで成功していた。
オマールは、ナセルの経営するガレージで、洗車の仕事を与えられた。
仕事に励んだオマールは、帳簿も任されるようになった。
オマールは、ナセルから車をもらった。
ある日、オマールが車を運転していると、移民差別の少年たちに取り囲まれた。
その中に、幼馴染のジョニーがいた。
ジョニーの取りなしで、オマールはその場を逃れることができた。
ナセルは、オマールにコインランドリーを任せることにした。
ナセルとしては掃除をしてくれるだけでよかったのだが、オマールは、傾いている経営を立て直そうと思った。
それで頑張ってみたが、うまくいかない。
オマールは、ジョニーに助けを求めた。
二人は、麻薬密売人サリムの麻薬を横流しして、店を改装する資金を得た。
やがて二人には、友情以上の気持ちが芽生え始めた。
人間ドラマである。