captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

遥か群衆を離れて

イギリス、アメリカ合作の映画である。

 

19世紀、イングランド西部。

 

羊飼いの青年ガブリエル・オークは、隣に住む女性バスシバ・エバディーンに求婚した。

 

容姿端麗で、聡明、独立心の強いバスシバにとって、ガブリエルは物足りなく、彼女は求婚を断った。

 

やがて叔父の農場を相続したバスシバは、この土地を離れていった。

 

ガブリエルは、牧羊犬の事故によって全財産である羊を失い、放浪の旅に出た。

 

そして、火事になっている農場の消火を手伝ったことから、そこで雇われることになった。

 

そこは偶然、バスシバが相続した農場だった。

 

彼女は、習慣に反して自ら農場経営をしていたが、うまくいっていなかった。

 

しかし、ガブリエルが来てくれたことで、持ち直した。

 

調子に乗ったバスシバは、悪戯で、近所の大地主ウィリアム・ボールウッドに、恋心を仄めかす手紙を送った。

 

農場で働く女性ファニー・ロビンは、妊娠していた。

 

相手は、騎兵隊の士官フランク・トロイだ。

 

彼は、プレイボーイとして通っていたが、誠意を示してファニーとの結婚を決めた。

 

結婚式当日、ファニーは教会を間違えてしまい、遅刻した。

 

侮辱されたと感じたフランクは、彼女を捨てた。

 

一方、バスシバの悪戯を真に受けたウィリアムは、彼女に求婚した。

 

彼女は本当のことを言ってウィリアムに謝罪したが、ガブリエルに諌められた。

 

腹を立てた彼女は、カブリエルを解雇してしまう。

 

この作品は、田園風景が美しい。