新海誠監督、日本のアニメーション映画である。
雨。
少女が廃ビルの屋上にある祠のところに来た。
強く祈りながら鳥居をぐると、彼女は空にいた。
16歳の森嶋帆高は、家出して、フェリーで東京に来た。
バイト探しが上手くいかず、節約の日々だ。
警官に補導されそうになって逃げ出した時、偶然、拳銃を拾ってしまう。
その後、ハンバーガーショップでバイトしている女の子に、ハンバーガーを恵んでもらった。
お金が尽きた帆高は、フェリーで出会って名刺をもらった須藤圭介を訪ねた。
彼は、姪の夏美と2人で、雑誌「ムー」 に投稿する記事を、編集している。
帆高は、住み込みで働くことになった。
ある日、少女がチンピラに連れて行かれそうになっているところを、帆高は目撃した。
ハンバーガーをくれた子だ。
帆高は咄嗟に駆けだし、その子を連れて逃げたが、捕まって殴られた。
その時に先日拾った拳銃をぶっ放し、相手が怯んでいる間に逃下出した。
廃ビルに逃げ込んで、少女は事情を話した。
名前を天野陽菜といい、バイトをクビになったので、新しいバイトに付くところだった。
男達とは、話が付いていたのだった。
陽菜が、「今から晴れるよ」 といって祈り始めると、降り続いていた雨が止み、日が差してきた。
陽菜は、伝説の「100%の晴れ女」 だったのだ。
18歳の陽菜は、小学生の弟と二人で暮らしている。
帆高の提案で、陽菜は能力を使って晴れさせることで、お金を稼ぐようになった。
しかし、花火大会の日、その様子がテレビに映ってしまって依頼が殺到する。
それで、しばらく仕事を止めることにした。
吹き替えが、あまりにも下手なので、前半は、怒りが込み上げてきた。
後半は、物語の流れに引き込まれて、気にならなくはなったが。
近頃は、技術よりも、声質や存在感で吹き替えを選ぶらしいが、この出来で、監督は満足しているのだろうか。
メンバーの人気から考えると、客寄せとして起用したのではないようだ。
声質 ? 、存在感 ??????。
キャラクターをデザインする時に、イメージした俳優を起用しているのだろうか。