ランドルフ・スコット主演、アメリカの西部劇である。
強盗を働き、仲間とはぐれて一人逃亡しているヴァンス・ショウは、乗っていた馬が故障してしまった。
そこへ、馬に乗った男が通りかかった。
ショウは彼から馬を奪おうとしたが、男は重症を負っていた。
ショウは、傷の応急処置をしてやり、医者の居る所まで連れて行ってやった。
男の名は、エドワード・クレイトン、電信会社ウエスタン・ユニオンの社長だ。
やがて傷が癒えたクレイトンは、社に戻った。
社が募集した新人の中に、ショウがいた。
馬を奪ったことが気まずく感じて去ろうとしたショウは、クレイトンに引き留められて、働くことになった。
クレイトンの友人の息子で、ハーバード大学を出たリチャードが入社した。
彼は、電信の知識や技術があるだけでなく、暴れ馬も楽々乗りこなした。
社は、オマハからソルトレイク・シティーまで、電柱を立てて電線を張る。
大きなキャラバンを組んで、一行が出発した。
仕事が順調に行き始めた矢先、一行の食料である牛が盗まれた。
怪我をした見張りは、インデイアンに襲撃されたという。
不審に思ったショウは、一人、調査に向かった。
そして、インディアンに変装した、かつての仲間に遭遇した。
仲間達は、これからも一行を襲うと言う。
この作品は、西部劇の割にアクションシーンが少なくて、退屈だ。
主役のランドルフ・スコットには、華が無い。