captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

劇場版 はいからさんが通る 前編~紅緒、花の17歳~

日本のアニメーション映画である。

 

大正時代。

 

花村紅緒は、幼い頃に母親を亡くし、軍人である父親に育てられた。

 

剣道が得意な、じゃじゃ馬娘の女学生である。

 

ある日、登っていた木から落ちたところを、通りかかった美形の軍人に助けられた。

 

お尻を触られたと思った紅緒は、思わず彼に平手打ちをしてしまった。

 

彼は伊集院忍陸軍少尉で、花村家を訪ねる途中だった。

 

家事の苦手な紅緒は、まともに接待が出来ない。

 

父は忍を庭に案内するよう、紅緒に命じた。

 

それが、いつの間にか2人は、竹刀を付き合わせている。

 

止めに入った父は、思わず、忍は紅緒の許嫁だと叫んだ。

 

忍に一本取られた紅緒だが、結婚相手が決められていることに、納得がいかない。

 

その後、紅緒は、結婚が破談になる様に、反発を繰り返した。

 

小さな頃から弟のように慕ってきた隣家の藤枝蘭丸は、紅緒に恋をしていた。

 

紅緒が嫁に行くと聞いた蘭丸は、自分の気持ちを打ち明けた。

 

そして2人は、駆け落ちする。

 

明るく活発な紅緒を、忍は、とても気に入っている。

 

彼は、祖父母が決めた結婚の話に、抵抗はなかった。

 

少女コミックにおける不朽の名作の、初の劇場版アニメである。