アメリカ、フランス、オーストラリア合作の映画である。
ニューヨークに住む園芸家のブロンティは、フランスから来たジョージと偽装結婚をした。
安い温室付きのアパートを借りるには、結婚している必要があったのだ。
早速、結婚証明書を持ってアパートを訪れ、理事会に承認されて入居することができた。
一方のジョージは、欲しかった永住権が手に入った。
ある日、ブロンティが仲間と食事に出かけると、ジョージがウエイターをしていた。
しばらくして、入国管理調査員から面接の依頼があった。
ブロンティは、慌てて店に行くが、ジョージはクビになっていた。
ジョージの同僚が彼の居場所を知っていて、連絡が付いた。
ジョージがブロンティのアパートに来て、間もなく、2人の入国管理調査員が訪問してきた。
その場は何とか切り抜けたが、1ヶ月後に本格的な面接がある。
ブロンティとジョージは同居して、互いの情報を学び始めた。
粗野なジョージと一緒にいるのが、ブロンティには我慢ならない。
ジョージは、勝手な振る舞いが多すぎた。
2人でスーパーに出掛けた時、偶然出逢ったブロンティの友人ローレンを、ジョージが勝手に誘った。
ジョージは、フランス料理を作る。
ローレンは、すっかり彼を気に入った。
ローレンの家でパーティーが開かれ、ブロンティは1人で出掛けていく。
ところがローレンが、アパートからジョージを連れてきた。
ジョージは、ピアノの弾き語りを披露した。
この映画は、平坦で、盛り上がりが少ない作品だ。
やや、退屈である。
2人の心の動きを、じっくり感じて、味わう映画である。