フランス、イタリア、ベルギー、日本合作の映画である。
22年前、セリーヌは母に連れられて、父の研究室を訪ねた。
ドアを開けると、中には父と男の子がいた。
セリーヌは、突然、母に目かくしされた。
現在。
セリーヌには、姉のソフィと妹のアンヌがいる。
ソフィの夫ピエールはカメラマンで、ソフィは彼の浮気を疑っている。
やがて、彼を尾行するようになった。
アンヌは、友人の父親であり大学教授のフレデリックと不倫しているが、彼から別れを切り出された。
別れる気のないアンヌは、しつこく彼に付きまとう。
セリーヌは、独身だ。
ある日、セバスチャンという青年が、セリーヌに話しかけてきた。
彼は、セリーヌの姉妹から居場所を聞いてきたという。
見知らぬ男性に話しかけられて、セリーヌは不信感を持った。
翌日、セリーヌがカフェに入ると、セバスチャンがいた。
彼はセリーヌに、詩を朗読した。
セリーヌは、彼が名前を知っていたことを不審に思って問いただすと、彼は黙って去っていった。
ソフィーとピエール、アンヌとフレデリックに、それぞれ事件が起きる。
この作品は、映像が、やや、ぼんやりとしていて、幻想的な雰囲気だ。
音楽も、それにマッチしている。