captainsunday’s blog

ネタバレしないように、思い出に残っている映画を、簡単に解説しています。

追想

イギリスの映画である。

 

1962年。

 

フローレンスとエドワードは結婚し、チェジル・ビーチに新婚旅行に来ていた。

 

2人は、出会いを回想している。

 

フローレンスは、水爆実験反対のビラを、町で配っていた。

 

そこに、エドワードが通りかかった。

 

彼は、大学で成績優秀と認められ、そのことを誰でも良いから話したかった。

 

フローレンスは、彼の話を聞いた。

 

彼女は、イケメンでもある彼に一目惚れした。

 

2人の交際が始まる。

 

エドワードの父は応援してくれたが、実業家として成功しているフローレンスの父は交際に反対だった。

 

しかし、逆境をはね除けて、2人は結婚したのだった。

 

初夜。

 

ベッドでフローレンスを脱がそうとするエドワードは、上手くいかない。

 

彼は、童貞だったのだ。

 

処女だったフローレンスは、本で勉強してきたのだが、こちらも上手くいかない。

 

興奮したエドワードは、フローレンスのお腹の上に射精してしまった。

 

彼女は、突然エドワードをはね除け、海岸の方へ走っていく。

 

フローレンスは、子供の頃父親から性的虐待を受けていて、それが蘇ってしまったのだった。

 

結局、2人の結婚生活は、わずか6時間で終わってしまった。

 

1975年。

 

エドワードは、恋人とレコード店を営んでいた。

 

そこに少女が一人、母の誕生日のプレゼントにレコードを買いに来た。

 

少女が手にしている楽器ケースには、フローレンスが率いている楽団のステッカーが貼られていた。

 

この少女は、フローレンスの娘だった。

 

エドワードは、レコードを少女にあげた。

 

そして2007年。

 

ラストは、とてもロマンチックで印象的だ。