スティーブ・マックイーン主演、アメリカの戦争映画である。
監督は、ドン・シーゲル。
1944年、フランス・モンティーニ。
ドイツ軍との前線付近に駐留していた米軍部隊は、もうすぐ帰国できるとウキウキしていた。
その第二分隊に補充兵として、リースが配属されてきた。
彼はラーキン軍曹の知人だが、問題を起こして降格されていた。
しばらくして、部隊に最前線への移動が、命じられた。
夜の間に移動。
さらに、第一・第三分隊は、そこから別の場所に移動した。
残された第二分隊は、6人でドイツ兵と戦わなくてはならない。
敵を錯乱させる工作をしながら、一日か二日、味方が来るのを待たねばならなかった。
ジープを改造して、戦車の音が出るようにしたり、石を入れた缶をゆらして斥候がいるように見せかけたり。
その夜、ドイツ兵が奇襲を掛けてきた。
味方が1人やられ、敵を1人逃がしてしまった。
こちらの人数が敵司令部に知れるのは、時間の問題だ。
味方が来るのを待つか、夜陰に乗じて、目前の敵トーチカを攻略するか。
リースは、トーチカ攻略を決心した。
人物描写が浅いので、感情移入することは、無い。
モノクロ映画であり、しかもスティーブ・マックイーンだから、ノスタルジーには浸ることが出来るだろう。
作品自体は、可もなく、不可もない。